2015年04月11日

あらら・・・(電王戦つづき?)

昨日の記事が的中しちゃったか(´・ω・)
しょうがないよね
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2015年04月10日

将棋電王戦

将棋指しの方は気を悪くされるかも。申し訳ありません。先に謝っておきます。
ただ長いだけの駄文なので、時間を無駄にしたくない方はP.S.2を読んでください。
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数年前まで、プロ棋士のことはトップスリーの方、2chで話題になった方の数人しか知らなかったけれど、電王戦がきっかけで多くの棋士を知り、応援したい棋士もかなり増えた。将棋人口も増えたらしく、そういう意味ではこのイベントは成功だったと思う。

ただ、個人的に残念だったこともある。
団体戦となった第2回電王戦で棋士側が惨敗(1勝 3敗 1分)。その結果を受けて、第3回電王戦ではパソコンのスペック制限や使用する将棋ソフトの事前貸出など、棋士側にとても有利なルールとなる。が、惨敗(1勝 4敗)。今回の電王戦ファイナルではさらに棋士が有(ry

どんだけやねん・・・
こんなみっともないことはしてほしくなかった。

配信を見ていると、解説等々の中には、”プログラムごとき”という気質が見え隠れしてしまっている方も・・・
幼いころからずっと将棋を指してきて、それこそ周囲の大人が勝てないくらい強かったんだから、そうなる気持ちは分からんでもない。
ただ、凡才の一視聴者の意見としては、仮に、棋士よりコンピュータのほうが強くても、そこまで気にすることじゃないと思う。

例えば、
「ピッチングマシンが投げる200km」と「160kmを投げられる投手」、「電卓で10桁同士の掛け算が出来る」と「暗算で5桁同士の掛け算が出来る」どちらの場合でも後者のほうが尊敬されるだろう。
類似のボードゲームのチェスは十数年近く前には世界王者レベルに及んでしまったんだから、チェスよりちょっと複雑な将棋もそうなるのは明白なこと。
それでも、この世界でトップに君臨する人たちが凄いことには何ら変わりはないのだから。

どうも棋士のプライドを必死に保とうと動いてる人たちが居るようで・・・
棋戦なんかはスポンサーが出資しているわけだし、コンピュータには歯が立たないと世間に認識されるのを恐れているのかもしれないが、その結果がこれでは余計に惨めである。

第3回以降から追加されたスペック制限は分からんでもないが、本番で使用するソフトの事前貸出は明らかに棋士側に有利すぎる。最低でも本番直前までソフトのバージョンアップを認めるべきだったと思う。公平である必要はないが、少なくとも公平感は視聴者に与えるべきだった。といっても配信内のコメントから察するに棋士側を応援している人が圧倒的に多いので、このルールが気になった人は少ないのかもしれない。システムやプログラムに詳しくない人が大多数というのもあるだろう。

なぜ、事前貸出が有利なのか。
一度解けた知恵の輪は二度目は容易になるのは当然のこと。
見知らぬ土地でも地図を作れば迷子にはならなくなるだろう。
試験問題を事前に入手すれば簡単に高得点が狙える。

程度は違えどやっていることはこれと同じなのである。
事前に勝てる手順をいくつも見つけておき、それを本番でなぞれば勝ちである。勝ち手順も自分一人で探す必要は無く、他の棋士やソフト同士を使うことも可能なのでいくらでも準備できる。

しかし、なぜ、棋士はこの好条件でも負け越してしまったのか。
将棋ソフトの内部処理までは詳しくは知らないが、卒研で人工知能関連をやったので、その仕組みを基に推察すると、
1.相手・自分の手番問わずソフトは現局面を基に最善手の探査を行うので、棋士の思考時間の長短(それこそ数秒)で指し手が変化ことがある。
2.評価値に大差がない手が複数存在するときは、乱数によるランダム選択を行い全く同じ局面にはなりにくいように作られている。
この2点が大きいのだろう。
電王戦のコメントの中に、「対局日だけ内部の処理が変わるように爆弾を仕掛けている」とコメントしている人がいて一瞬なるほどと思ってしまったが、実際には、「原則、電王トーナメントに出場した際のソフトウェアを使用する」とあるから、その時点では自分のソフトが出れるかどうか、いつ対局するかが分からないため、実装は難しいだろう。3月から4月の毎週土曜だけ処理を変えるみたいにタイマーを仕掛けることは可能だろうが、それでも対策のしようはあるので、わざわざこの仕掛けをやっている可能性は低いとみている。

これらを踏まえると、棋士側の必勝パターンは、勝ち手順を出来る限り一定の間隔で指し、なぞっていく。となる。
ただしこれは、手順を覚えることができ、一定間隔で指せるのであれば”棋士じゃなくても勝てる”ということでもある。

こんなルールを設けさせたのは誰か・・・
棋士の威厳やイメージを何とか繕おうとしているのは誰か・・・

第2回電王戦に出場した、Puella α開発者である伊藤英紀氏と日本将棋連盟が、連盟の出版物の中で伊藤氏を誹謗中傷したことが原因で裁判になっていたことを知る人は少ないだろう。詳しくは伊藤氏のブログにまとめてあるので読んでみることをお勧めする。事情や経緯を細かくまとめてあるので裁判についても詳しくなれる。気がする。
ちなみに、裁判は伊藤氏の勝訴となっている。

自分のところの出版物で云わば共演者を誹謗中傷。深く知るほど黒さが増すばかり。
先に書いたように、棋士個々人は素直に応援しているんだけど・・・ね。


明日はいよいよ電王戦FINALの最終戦、棋士がなぞって勝つのか、ひと波乱起こるのか。
個人的にはなぞられてもつまらないので、ひと波乱欲しいところ。


P.S.
去年あたりから5手詰めを解くようになった。
将棋は小学生の頃に数回指した程度で、詰将棋のルールすら知らないど素人だったが、パズルみたいで面白い。最近はかの有名なハム将棋で遊ぶこともある。現時点では、自分の2枚落ちが限界なようだ・・・

ハム将棋二枚落ち47.jpg

P.S.2
長駄文を読みたくない人用に1行でまとめると、
「不利な条件を飲んで尚、棋士に勝てる将棋ソフトを作る開発者は凄い」
ということ。
posted by rip at 21:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする